自己啓発

消極的という言葉から学びましょう。

自己啓発を学んでいくと、消極的ということばがよく出てきます。
積極的な思考という言い方に対して、消極的な思考という言葉です。
他にも、マイナス思考・ネガティブ思考などの言い方をされます。

実は、この言葉から学ぶことができます。
学びの材料としてNLPを取り上げてみます。

NLPでは「あなたの成果を止めているものは何ですか？」という質問があります。
あなたが前に進むことを阻んでいるものです。壁やブレーキ、ハードルや重しなど、
様々な表現ができますが、本質はあなたの望む結果を阻んでいるということです。

どんなに頑張っても結果が出ないとき、阻んでいるものが存在している可能性があります。逆に、阻んでいるものを特定して取り除くことで結果が出たり、出やすくなります。

自己啓発やNLPの目的の一つは、阻んでいるものを取り除くことです。
それだけで、人生が豊かになります。
自己啓発で成果を出す方の多くは、取り除いています。

例えば、自己啓発では潜在意識の活用を学びます。
潜在意識の活用を通して、自信のない方が自信ををつけることで結果を出し始めます。自信がついたから結果が出たと思いがちですが、それは半分の正解です。

自己啓発やNLPを学んでいくともう半分が分かります。
実は、自信がつくことで不安や恐れなどの心理的なブレーキが外れています。
それが阻んでいるものを取りの除くということです。

自信をつける、阻んでいたものを取り外すことで、思考・行動が変わります。
そこからが新しい日々と可能性の始まりです。

ものの見方を学ぶから見えるものがある。

自己啓発ではものの見方を学びます。
ものの見方を学ぶと、今まで見えなかったものが見えるようになります。
例えば、料理です。料理をする時に、下ごしらえについて学ぶことで、
下ごしらえという段取りが、食事の味を大きく変えます。

つまり、下ごしらえは食事という場を盛り上げる重要な要素であると分かります。
この考え方を知るだけ、見える世界が変わります。知れば意識することができます。
意識しているのとしていないのとでは、食事の味も愉しさも、盛り上がりも変わります。
考え方を一つ学ぶ度に、取り組みやもてなし、しつらえが変わります。

自己啓発では、目標達成・目標設定・人間関係・行動など・健康など、
様々な麺で役立つものの見方・考え方について学びます。

すると、ものの見方・考え方を学ぶことであなたの思考・行動が変わります。
しかし、自己啓発をものの見方ではなく、スキル的に捉えると、
継続的な成果を出しにくくなります。

自己啓発に興味をもつ方の中にはNLPを学ぶ方も少なくありません。
NLPでは、フレームという言葉をよく使います。
フレームとは、ものの見方・考え方の枠組みです。・
フレームを学ぶことで、人への関わりが変わった例があります。

夫婦関係で悩んでいた女性が、「全ての行動には肯定的意図がある」
というNLPの言葉に出会って、関係を改善しました。

旦那さんの言動に離婚まで考えていたのですが、
「全ての行動には肯定的意図がある」というものの見方を学びました。
旦那さんの行動がほんとに満たしたいものは何か？
という裏の感情を見ていくと、実は寂しさから来ていることが分かりました。

このケースでは、お互いのコミュニケーション不足が生んでいました。
そこで、お互いの関わり方を変えようということで話をしたそうです。
その時に、NLPのスキルや考え方を活用したことは言うまでもありません。

ものの見方・考え方を学ぶと、あなたの思考・感情・判断・行動が変わります。

結果を出すために、最低限度の知識を得る。

自己啓発では、目標達成・願望実現の為に潜在意識を活用する。
ということいついて学ぶことができます。そして、潜在意識を活用するために
具体的に何をしたらいいかについても教えてくれます。

自己啓発のありがたさは、書籍やセミナーの中で、具体的に何をしたらいいか？
という問に答えてくれているところです。しかし、本当の意味で自己啓発と通して、
結果を出せるようになるためには、もう一つ大切なことがあります。

それが「潜在意識のメカニズム」についての理解です。
メカニズムを知ることで、行動しやすくなります。
その場その時にベストな行動を選択できるようになります。

具体的な例をあげると、分かりやすいのはNLPかも知れません。
NLPを学ぶことで、いくつかの基本的なメカニズムが分かります。

・全ての行動には肯定的意図がある
・セルフイメージにふさわしことしか起こらない
・ビリーフにもとづいて思考・行動を行う
・人は親近感をもてる相手に信頼や好感の気持ちを持つ
・人は常に、他者からの承認を求めている
・心と身体は１つの有機システムである

などです。

これらの言葉から、潜在意識についての活用のヒントを得ることができます。
これらの言葉の裏に隠されているメカニズムを知ると活用しやすくなります。

言い方を変えると、今置かれている現状を読み解きやすくなります。
今後の取り組みにで、どのように潜在意識を活用できるかなどを具体的に考えることもできます。

すると、結果を出すためのアイデアを出して、意図して結果を出せるようになります。
自己啓発もNLPも学ぶほどに、学びを深めることができます。

スキルに見えるものは、実は考え方なのです。

曖昧なことを具体的にするということがもたらす恩恵は大きいです。

自己啓発では、目標を明確にしましょうという言葉をよく耳にします。
そして、自己啓発セミナーや書籍でも目標を明確にするための
ワークがあり、そのワークの手順通りに行いながら、今抱えている
思いを明確にしていくということを行ないます。

結果的に、自分がどこに行きたいのか？
どこに向かっているのか？
ということを知ることができますので、行動しやすくなります。

では、今回のテーマですが、
自分の思い込みを具体的に言語化・概念化していきます。
その結果どんないいことがあるのか？ということですが、
自分の行動や成果を止めているブレーキや障害が明確になります。

そして、明確にすることで取り外すことが出来、
望んでいる行動を取り、結果を手に入れやすくなります。

逆に、マイナスに作用している思い込みを具体的に言語化・概念化
していない場合は、どんな悪いことがあるの？ということも大事です。

ここも明確です。
自己啓発では、積極性やポジティブシンキングを
思い浮かべるケースが多いので、新しく学ぶ、
新しく行動する、前向きに考えるという傾向が強いです。

しかし、マイナスを取り除くことにフォーカスすることも大事です。
自分を自己啓発する場合、マイナスを取ることが人生で望んでいる
結果を引き入れることにつながることは多々あります。

つまり、マイナスに作用している思い込みを言語化・概念化しないことで、
マイナスの作用に気づかずに改善できないという状態ができます。
これが、曖昧なままにすることの悪い点です。

では、思い込みを具体的に言語化・概念化するには？
ということですが、次回、NLPのメタモデルを使いながら、
お伝えしていきます。

自分を知ることも自己啓発になります。

ある意味で自分を知らないと、自己啓発ができないという
考え方もあります。

具体的には、自分を知り、自分の弱さや強さ、長所や短所、
人に誇れるものもあれば、至らないところもあり、
周りからの評価に対しての同意と相違などです。

自分を知れば、強みを深めることも、
弱さを受け入れることも、手放すことも改善することもできます。
あとは、その方法を知るだけです。

言い方を変えれば、自分を知った瞬間から変化が始まりますので、
自分を知ること=自己啓発とも言えます。

もちろん、自己啓発書を読んだり、セミナーなどに参加するなどして、
いろいろな知恵を学び実践していくことで、自分を知ることが出来る
という考え方もあります。

確かに、生きていることそのものでいろいろな課題に直面し、
自分を知ることができます。その意味で自己啓発を通して、
自分を知ることも一つの真実です。

では、自己啓発とは何でしょうか。

それは、生きる知恵であり、自分を知るための道具であり、
変化や変容を促す知恵やスキルでもあります。

ですから、自分を高めたい・変えたい・知りたいという場合は、
積極的に学ぶことはいいことです。そんな視点で、
自己啓発をして行きましょう。

そして、内面の変化や変容を促したい場合は、
このサイトでも少し出ていますが、NLPという心理学を
学ぶことは最適なことです。

また、自分を知り自分に向き合うことは、
未解決の課題に向きあいクリアすることにもつながります。
その先には、変化した新しいあなた自身が待っています。

自分が思い込んでいることが、現実に影響しています。
そして、思い込ん無事で、、可能性を広げていますし、
ブレーキにもなっています。

ですので、まずはあなたが持つ思い込みを知り、
どのような影響を受けているかを確認します。

では、どのように認識するのかということですが、
自己啓発書などでも言われますが、言葉です。
あなたが普段使っている言葉です。

実は、言葉の中にあなたの思い込みや価値観が投影されています。
どんな言葉を使うかを見ていくと、それが分かるようになります。
また、あなたが使っている言葉の中には、感情が潜んでいます。

例えば、「私なんて～」という方がいらっしゃいます。
「私なんて」で始まる言葉の後が自己否定や自己嫌悪の言葉だとしたら、
何だかの心のブレーキを持っています。

それは、自分を低く見ている言葉だからです。
自己啓発では、そんな自分を受け入れて、
変化させるための方法も学びます。

その際に行うのが、現状の分析です。
今の自分の思い込みが、いつ、何をきっかけにできたのか？
これを知ることで、変化しやすくなります。

なぜならば、思い込みができた際の直接的な出来事を癒したり、
手放していくことで変容していくからです。

まずは、あなたが使っている言葉に目をむける。
そして、改善することで人生が変化していきます。
これも自己啓発です。

最初は自分の使っている言葉に気づきにくいこともあります。
ですので、ノートに書いて、確認することも効果的です。

・あなたの行動を制限しているものは何ですか？
・あなたの成果を止めているものは何ですか？

例えば、あなたが今のあなたが望んでいるゴールをイメージ
してみましょう。そして、あなた自身に問いかけてみましょう。

「自分は、このゴールに相応しいか？」

もしも、相応しくないと思ったら、それはあなたの制限です。
自己啓発でも、NLPでも、あなたのマイナスの思い込みが、
望んでいるゴールを手にすることのできない理由だと話しています。

なぜならば、ゴールに相応しいと思っていないということは、
あなたが何かを抱えているからです。

次のような人がいました。
意識では結果を出したいといいますが、無意識レベルでは、
「自分みたいな人間が、こんな結果には相応しくない」

その理由は、今までの自分はむちゃくちゃをしてきたからだと
話していました。そして、そんな自分を許せないと話していました。

そして、自分には価値がないという思い込みを持ってしまいました。
その結果、「自分は幸せになる価値観がない」という思い込みも
作られたそうです。

では、このような思い込みを取り除くためにどうしたらいいのでしょうか？

自己啓発やNLPでもそうですが、
まずは、自分の中の信念（NLPではビリーフ）を明確にします。

特に、自己啓発では、自己分析を大切にします。
なぜならば、自己分析により、もっている信念（思い込み）、
できたきっかけ、それを取り除く為の課題が見えてくるからです。

そして、自己啓発もNLPにも共通しているのは、
私たちは未解決の課題をクリアした時に、
人生が開かれていくということです。

ますは、自分を知ることからスタートです。

あなたの「思い込み」が、あなたの人生に影響を与えています。

自己啓発書などを読んでいきますと、

「想いは実現する」
「思考は現実化する」
「人間は思った通りの人間になる」
「願いは叶う」
「こころの描いたものは引き寄せられる」

などの言葉が語られています。

これらの言葉は、自己啓発書を読んだことのある方は、
一度は、目にされた記憶があるのではないでしょうか？

共通しているのは、心・脳・イメージで描いたものは、
現実になるということを語っています。

さて、冒頭の「思い込み」という言葉ですが、
あなたが何かを描いて実現化するためにとても重要な言葉です。

今回は、その点についてお伝えしていきます。

実は、思考は現実化するなどのメカニズムは、
あなたの心の中にある思い込みに関係しています。
普段はあなたが気づいていないくらい、無意識の思い込みです。

現実的には、
・望んでいる結果をどんどん手にしている方
・たくさん望み、イメージしているのに結果にならない
（むしろ、逆の結果が出ている方もいらっしゃいます）

という方がいらっしゃいます。

何が違うのでしょうか？
その理由は、あなた自身の心の底にある思い込みです。

心の深いところに存在している思い込み通りに、あなたの人生は、
現実を作っていきます。では、あなたが望んでいない現実を作っている
思い込みを変えるためにはどうしたらいいのでしょうか？

そこについては、NLP心理学で、次のように教えてくれています。
「あなたに制限を設けている（作っている）ビリーフ（思い込み）を変える」

つまり、NLPでは、ビリーフ（思い込み）を変えるための方法を学ぶことで、
あなたが望んでいる結果を出せるように体質を変えていくことが出来るのです。

次回は、あなたの制限となっているビリーフ（思い込み）の話をしていきます。

NLPのニューロ・ロジカル・レベルを使って、
プラスアルファをしていく。

プラスアルファをしていく際にどんな視点でプラスアルファ
していけばいいのか？と考えた時に、NLPセミナーで学ぶことの
できるニューロ・ロジカル・レベルを意識すると、より効果的な
プラスアルファをすることができます。

では、NLPのニューロ・ロジカル・レベルとは何でしょうか？

次の５つに分けられます。

１、環境
２、行動
３、能力
４、信念や価値観
５、セルフイメージ

この５つをどのように解釈していくのか？
ということになりますが、

１、環境

環境から得ている影響はとても大きいです。
どんな環境に身を置いているのかで変わります。

ですので、今よりも、目標達成やあなたにとっての幸せに対して、
相応しいものにプラスアルファで向上していきます。

２、行動

行動はそのままです。ただし、これを知っていると行動しやすいです。
行動することで、新しい世界を見出すことができます。

ですので、あなたの願望にとってベストな行動をプラスアルファで行ないます。

３、能力レベル

能力に磨きをかけたり、改善したり、新しい能力をプラスアルファで
学ぶということもできます。

４、信念や価値観

あなたの信念や価値観を、より高めるプラスアルファ、
またはあなたの信念や価値観を改善するためのプラスアルファ、
見直すためのプラスアルファということも出来ます。

５、セルフイメージ

自己啓発でもセルフイメージの重要性を学びますが、
イメージを通して、高めていこうというものがあります。

つまり、プラスアルファでイメージするということも
セルフイメージを高めることに有効なのです。

今までのあなたよりも、ほんの少しだけ前に進む。

プラスアルファの努力をすることが、

・能力やスキルに磨きをかける
・人間的な魅力の向上
・忍耐力や知性を高める
・望んでいる現実に近づく

など、

プラスアルファをすることの価値を自己啓発では教えてくれます。
しかし、多くの場合はプラスアルファを一つの側面から
捉えています。もちろん、その捉えた内容が重要なことである
ことは間違いないものです。

今までよりも、もう少しだけ行動する、頑張る、ということです。

そして、これを置き換えることで、プラスアルファの
努力は様々なバリエーションを生み出していきます。

・もう少し踏み込んで考える
・もう一つ、別の視点（角度）で考える
・今までよりも、工夫してみる
・今までよりも、プラスアルファで気遣う

など、いろいろな方法があります。
どれも、プラスアルファしていくことで、
より高い成果、質を生み出していくことができます。

自己啓発書では、人間的な魅力を高めることの
重要性を教えてくれますが、実はプラスアルファをしていく
ことで、人間的な魅力を磨いていくことができます。

そして、プラスアルファの週間は、行動力や規律を高めてくれます。
なぜならば、あなたの望んでいる人生や、当たり前の週間として
あなたの中に存在していますので、それをするのが当たり前になるからです。

今でも、プラスアルファの重要性は言われていますが、
より意識することで、その効果を高めていくことが出来るのです。